ヤマハFC-33 FB 2023/11/15掲載
売却価格:1,600,000円
基本情報
商品名 | ヤマハ FC-33 FB (サイズ:33ft) | ||
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サイズ(船検証) | 全長:9.36m 全幅:2.46m 全深:1.07m | ||
進水年月日 | 1987(昭和62)年11月19日 | 製造年式 | 1987(昭和62)年 |
航行区域 | 限定沿海 | ||
船底塗装歴 |
あり 2023年4月 |
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定員 | 10人 | 次回船検 | 中間検査(2027年03月21日) |
清水タンク容量 | - | 保管状態 | 係留 |
取材 | あり | 出品エリア | 香川(中四国) |
エンジンについて
メーカー | ニッサン | エンジン型式 | FD-606 |
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燃料種類 | ディーゼル | 搭載数 | 1基 |
船検証記載馬力 | 115馬力 / 2,700rpm(回転数) | 推進機器種類 | シャフト船 |
巡航速度(参考) | 約10ノット | 最高速度(参考) | 約15ノット |
燃費/時間当り(参考) | - | 燃料タンク容量 | 約200リットル |
使用時間 |
3099 ※記載の時間はアワーメーターに表示されている数字を表示しており、中古艇ドットコムでは実使用時間かどうか一切の確認を取っておりません。船によっては実際の使用時間と大きく異なる可能性もありますのでご注意下さい。 |
※上記に表示されたモデル名・サイズ年式・エンジン仕様・エンジン馬力・燃料種類・速度・燃費などの数値は、中古艇ドットコムで確認を取ったものではありません。オーナー様からいただいた情報を基に記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや勘違いの可能性もありますので、あくまでも、参考までにご覧いただき、最終的には自己判断にてご購入をお決め下さい。
※使用時間は、メーターの表示時間を記載しております。あくまでもメータの表示時間ですので、実際の使用時間を補償するものではありません。
※巡行速度・最高速度に関しては、オーナー様からお聞きした速度を記載しておりますが、オーナー様の記憶違いや、船の状態により記載されたスピードが出ない可能性もあります。あくまでも参考までにご覧下さい。燃費やタンク容量などの数値に関しても同様です。
備品情報
- 航海計器
-
・GPS魚探1
・コンパス
・舵角メーター
・2ステーション
・アワーメーター
・燃料計
・タコメーター
- 外装品
-
・アフトオーニング
・バウハッチ
・バウスプリッド
・トランサムステップ
・トランサムラダー
・トランサムゲート
・航海灯
・デッキ下収納
・電動ウインチ
・ワイパー
- 内装品
-
・冷蔵庫
・ギャレーシンク
・電子レンジ
・個室トイレ
- 装備品
-
・ツインバッテリー
・インバーター(DC→AC100)
・ビルジポンプ
・サーチライト
- 法定備品
-
・法定備品(詳細未確認)
コメント
掲載艇写真
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写真の権利は撮影者にありますので、他のウェブサイトへの無断掲載はお止めください。
外観全体
以前は警戒船として業務使用されていた船とのことで、ハルはライトグレーに塗装され、フェンダーやフロートを取り付けるための金具が多数あります。
ハル周り
係留状態での取材のため、ハルや船底の詳細の状態は確認できていませんが、見える範囲を確認した限りでは使用に支障のある大きな補修や痛みは見当たりませんでした。
デッキ周り
船齢なりの劣化や使用キズは至るところにありますが、使用上大きな問題になるような部分はなさそうです。デッキ床はFRPの浮きなどもなくしっかりした状態です。バウスプリット・バウラダーおよびトランサムゲート・トランサムステップ、FBのラダーなどはステンレス製で、オーナー様が使い勝手を考えて設計し製作したそうです。バウのリモコン付き電動ウインチはマリン用ではありませんので塩害対策が必要です。アンカーにワイヤー30mを巻いているとのことでした。
フライブリッジ
FBはシンプルな構造で定員2名。計器類はタコメーターとアワメーターですが、アワメーターは操舵席のメーターと合わないため動作不明。シート座面は最近張り替えられたとのことでした。
操船席周り
デッキのドアを開けると操舵室、その奥側のドアを開けるとキャビンと個室トイレです。操舵席にはGPS魚探、舵角計、コンパス、計器類、操舵装置、DC-ACコンバーター(3000W)が装備されています。エンジンのアワメーターは3,099時間でした。どの装置にも大きな不具合はありませんが、サーチライトリモコンは動作不明とのことでした。
室内(全体)
操舵席奥のドアを開けると3段ほどの階段の下にキャビンがあります。降りてすぐの右側に個室トイレ、左側がギャレー、奥側にはU字型の座席とテーブルが設置されています。キャビン内への雨漏りなどはないとのことでした。
トイレ・シャワー周り
個室トイレには手動タイプのマリントイレが設置されています。
エンジン周り
エンジンはニッサンFD606(115PS)が搭載されています。この艇は新艇時にはおそらくヤマハMDシリーズが搭載されていたと思われますので、どこかのタイミングで装換しているようです。33ftの船体に115PSは非力と思われ、実際の巡航速度は12ノット前後、最大でも15ノット前後とのことで滑走はしません。
シャフト船ですのでエンジンの配置は船体の中央部分にあり、エンジンルームへのアクセスはデッキ床ハッチからエンジン後部、操舵席床下ハッチからエンジン前部となります。エンジンルームにはビルジ跡もありますが、取材時はドライな状態でした。
エンジン自体はサビや塗装剥がれなども多いですが、取材時にはセル一発で始動しアイドリングも安定していました。
ツインバッテリーは2023年4月に交換されたようです。
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Phone: +818031242233 (Whatsapp, Viber, Telegram)
Email: info@boatflow.jp
Skype: boatflow
今回ご紹介する艇はヤマハFC-33FB、ウォークアラウンド型のフィッシングクルーザーとして使い勝手の良い艇です。シャフト式ですので係留も問題なく見渡しの良いフライングブリッジ付きです。1987年進水ですので船齢は36年。この世代のヤマハ艇はFRP積層も厚く頑強に作られており、船全体の経年劣化や使用に伴うキズはあるものの、まだまだ現役で使える印象でした。
元々は警戒船として業務使用されたものの払い下げのようです。そのためハルはライトグレーに塗装され、ハル部分の周囲全体に接岸用のフェンダーなどが取り付けられる金具が取り付けられています。
エンジンはニッサンのFD-606(115PS)でアワメーターは3,099時間です。33ftの艇体には少し小さめのエンジンですので、滑走はしません。巡航10〜15ノットほどでゆったり走るタイプです。取材は係留状態で行いましたので、実際の走行は確認しておりません。見学の際にご確認ください。
特徴的なフライングブリッジは定員2名で操船装置のみのシンプルな作りですが、下の操舵席からは2mほど高い視点になりますので、ツナタワーのような使い方もできると思われます。
現在のオーナー様が2015年(8年前)に山口県で購入され、現在はオーナー様の別荘のある香川県の小豆島に係留保管されています。現在のオーナー様は機械関連の製作が得意な方で、所有した後にバウスプリットやトランサムステップ、キャビン内のギャレーなど、多数の艤装が施されています。
ここ数年は小豆島への滞在期間も短く、使用することが少なくなったため、売却したいとのご連絡をいただき取材しました。艇は小豆島に係留されていますが、オーナー様は大阪に居住されているため、見学の際には事前にスケジュール調整が必要です。